宮崎県 鵜戸神宮

宮崎県 鵜戸神宮 九州地方
宮崎県 鵜戸神宮

鹿児島から宮崎までチョット寄り道します。ここは昔NHKの朝ドラでも放送されましたが、
宮崎県民にとっては「鵜戸さん」といわれる親しみのある神社だそうです。

この門は朱塗りの「神門」です。
これは「楼門」です、神門と比べると大きく、堂々とした造りです、
天気が良ければ海の青と朱塗りの赤がマッチしてきれいでしょうね。

鵜戸神宮 浦島太郎の乙姫様のモデル

山幸彦(彦火火出見尊)が、兄(海幸彦)の釣り針を探しに海宮(龍宮)に赴かれ、
海神のむすめ豊玉姫命と深い契りを結ばれた。
山幸彦が海宮から帰られた後、身重になられていた豊玉姫命は「天孫の御子を海原で生むことは出来ない」とこの鵜戸の地に参られた。
霊窟に急いで産殿を造られていたが、鵜の羽で屋根を葺終わらないうちに御子(御祭神)はご誕生になった。
故に、御名を「ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと」と申し上げる。(鵜戸神宮のHPより引用しました)

主祭神は日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)です。
創建は第10代崇神(すじん)天皇の古墳時代といわれていますので、相当に古い神社ですね。
桓武天皇の時代天台宗の僧である光喜坊快久が勅命を受け782年に神殿等を再建したといわれています。

この豊玉姫命は色々な伝説を持つ神様です。
一番有名なのが浦島太郎の乙姫様のモデルです、
このブログでも鹿児島県の長崎鼻、木曽の寝覚ノ床、熊本の三角港でも出てきましたね。

鵜戸神宮 日本三大下り宮

「楼門」をくぐり朱塗りの「玉橋」を渡ると、ぐっと下り坂になります。
太平洋の少し波が高い海を眺めゆっくりと階段を下ります。普通の神社といえば階段は登っていくことが多いのですが、この鵜戸神宮は階段の下に社殿がありあます、「日本三大下り宮」として有名だそうです。

  1. 鵜戸神宮
  2. 一之宮神社(群馬県)
  3. 草部吉見神社(熊本県)

鵜戸神宮 霊石亀石

鳥居をくぐると御本殿があります。この右側には「霊石亀石」がありますがのちほど詳しく。

鵜戸神宮 「大祓(おおはらえ)式」

御本殿ですが、「大祓(おおはらえ)式」が毎年6月30日午後4時からあるそうです。
「茅の輪くぐり」の神事を行うそうです。
これは災厄から逃れられると言い伝えがあるそうです。

これに申込が必要です、「大祓(おおはらえ)式」より申し込んでください。

鵜戸神宮 御乳岩

どんと最初にインパクトのある「御乳岩」です。
豊玉姫命が産後この地をはなれることになって、その時に両方の乳房をご神窟にくっつけていかれたといわれている「おちち岩」です。
この「御乳岩」から滴り落ちてくる水で湿った状態になっていますが、この清水で作られたのが「おちちあめ」です。このあめをお乳代わりにして主祭神は育ったといわれれています。

お乳水を飲むことができます。これを飲むとお乳の出がよくなるそうです。
このお水で産湯にも使ったのでしょう。

鵜戸神宮 お乳水

鵜戸神宮ではウサギが「神使」として崇められています。本殿の周りをぐりと廻りながら、色々ご利益をいただきましたが、
おっぱいに関しては、私自身及びかみさんもすでに用はなくっています。

北海道にも「おっぱい神社」なるものがありました。

鵜戸神宮 運玉

お詣りが済んだら、この「運玉」を投げて自分の運勢を占います。
投げる先に「亀石」があり、
そのしめ縄の中にくぼんだ所に「運玉」を男性は左手、女性は右手で願いを込めながらくぼみにうまく入れば願いが叶うといわれています。
男性でぎっちょの人はいいですね!「運玉」5個500円を払い、小生も挑戦しました。

けっこう遠いのと運玉が軽いから海風にさえぎられてなかなかうまくいきませんが、最後の運玉がくぼみには入りませんでしたが
しめ縄のところにひっかりました。

悪運はあるが、少し外れるとこが、さすが「バチアタリもん」です。

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