鵜戸埼灯台と鵜戸千畳敷奇岩

鵜戸埼灯台と鵜戸千畳敷奇岩 九州地方

鵜戸神宮をお詣りした後すぐ近くに灯台がありましたので、チョット寄り道です。

鵜戸埼灯台と鵜戸千畳敷奇岩

鵜戸埼灯台 神社の石灯篭をイメージ

この灯台は近くにある「鵜戸神宮」の参道の景観に調和するように神社の石灯篭をイメージして作られたものです。
このような灯台はなかなかお目にかかりませんねん!

沖合から見るとこの石灯篭の灯台は目立つようです、海のほうからは見てはいませんが。
鵜戸神宮は海幸彦、山幸彦之の言い伝えがあり、海の守り神としてこのような灯台を作った気象庁に拍手!!

LED灯器、光度は390カンデラ、光達距離は7.5海理(約14Km)、電源は太陽電池です。
灯台も参道からの帰り道のすぐ横でした。そのまた帰り道に「鵜戸千畳敷奇岩」です。

鵜戸千畳敷奇岩 青島の「鬼の洗濯板」どちらが元祖??

鬼の洗濯板といわれています、この近くに有名な青島がありそこにも「鬼の洗濯板」がありますが、どちらが元祖なんでしょうか?

看板の説明の通り、約1200年前に川から運ばれた土砂が海底に堆積して、
地震で乱泥流となってこのような奇岩になったそうです。看板より引用です。 

もう夕暮れです、ここで夕焼けを待とうかなと思ったのですが、
もう少し行けば青島だと思ったので出発しました。
この選択が失敗でした、
青島まで1時間以上かかり夕焼けは見れませんでした。
洗濯(選択)を間違えたのでしょう。

鵜戸千畳敷奇岩 種田山頭火

種田山頭火といえば、日本の自由律俳句の俳人ですが、
「放浪の俳人」のほうが有名ですね。
確か北海道でも山頭火の俳句の石碑があったように記憶していますが、
このような九州の南に石碑があるとは??
山頭火は山口で明治15年に大地主の長男として生まれています。
この山頭火のファンは結構いるようです。
小生は名前を知っているだけで俳句の中身まではよくわかりません。
いい年齢になってくると、
山頭火の俳句をしみじみと読んでみたいと思う今日この頃です。

「鵜戸しきりに啼いて何を知らせる」
山頭火の俳句はこのようにわかりやすい文面が特徴だそうです。
山頭火がこの鵜戸神宮をお詣りした時には交通の悪いところで、
寂しいところだったと思います、今でも夕方になるとひっそりとたたずんでいます。
そんな寂しい鵜戸神宮で啼いている声を聴いて何を考えていたのでしょうか。

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