北海道  博物館網走監獄Ⅱ

網走監獄 西川寅吉 北海道

網走監獄 西川寅吉

網走監獄 西川寅吉

今度は独房の写真から始めました。入口正面の左で掃除をしていた明治の脱獄王、西川寅吉さんでしたね。ここで”さん”付けでいいのかな?この人は三重、秋田、樺戸、空知などの監獄で6回脱獄を繰り返した有名人です。この獄舎は定宿だったのでしょう?。
ふんどし姿の西川寅吉さんが登場です、今まさに脱獄しようとする瞬間です。

脱走の瞬間に立ち会うことができてうれしく思います??でもここからどこに逃げるのでしょうかね?
これは中央見張所から舎房を望んだ写真です。

網走監獄 五寸釘虎吉の豆せんべい

5回目の脱獄の時に五寸釘を踏み抜き、そのまま12Kmにわたって逃げました、その時の状況を豆せんべいにしたそうです。なぜ豆せんべいだったのでしょう、その辺も大いに疑問なのですが、
この人は網走監獄ではスターなのです。その証拠に、「五寸釘虎吉の豆せんべい」が売っていました。
20枚入りで1000円です。

網走監獄 通用門です

 6度目の脱獄の時に息子に叱責されて反省して模範囚となり70歳で出獄して、講演家として活躍したそうです。

「堀の中の懲りない面々」の作者の阿部譲二氏みたいですね。

「通用門」です。網走刑務所の裏門です、赤レンガ造りで大正8年に一番最初に着工した門です。ここから受刑者が外の作業に出かける時にこの門をくぐって構外に出たそうです。正面のいかつい門とは異なり受刑者にとっては解放感を味わえる門だったようです、全てHPからです。 


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