わら天神 京都十六社朱印めぐり

わら天神 京都十六社朱印めぐり

わら天神 安産御守、御腹帯終日授与

京都16社朱印めぐり。わら天神 8回目です。
安産のご利益で有名な神社で、安産御守、御腹帯終日授与。
稲藁が安産御守の本体であり、そのわらに節があれば男児・節がなければ女児誕生と面白い風習があるそうです。
腹帯に関しては「御香宮」さんの時に詳しい言い伝えがありましたので、ご確認を!

わら天神 正式には「敷地神社」です

正式には「敷地神社」といい、古くは北山の神として、
大古山背国葛野郡衣笠村に降臨された天神地祇で、古くより土地の人々の信仰を集めてました。

天長八年(831年)この地に氷室が設けられ、その夫役が加賀の国より移住し、
その地で崇敬していた菅生石部神の分霊を勧請して、子々孫々の氏神とすべく、
北山の神の西隣に祀って、祭神を菅生石部神の御母木花開耶姫命と定めました。

応永四年(1397年)足利三代将軍義満が西園寺北山殿を山荘として造営するに方り、
参拝に不便になり、両者を合祀し、現在地に移転600年に至ります。わら天神さんのHPより引用です。

わら天神 よだれかけ奉納

わら天神 京都十六社朱印めぐり

本社 わら天神宮です。(敷地神社)が本当の名前です。無事出産を終えた人がお礼参りで奉納したよだれかけ奉納されています。
さすが安産祈願の神社です。
白く見えるのは全てよだれかけです。
私たち老人がもうすぐ必需品となる「よだれかけ」は絶対に奉納しないようにしてくださいね、
神社に対して迷惑ですから。それでは老人専用の「よだれかけ」はどこに奉納するのか?
老人の「よだれかけ」を奉納する必要はないのです。「よだれかけ」が不要になるということは!
あの世に行くことになるので、神社でなくお寺になります。
よくもマー、こんなばかばかしい話が出るものだなと自分なりに感心しています。

わら天神 女殺油地獄

都には皇室ゆかりの神社が多い中で、珍しく民間信仰の神社のようですね。

六勝神社、開運必勝、試験合格、商売繁盛と幅広い神社です。
伊勢、岩清水、賀茂、松尾、稲荷、春日の六つをお祀りした神社だったそうです。その後は平野神社の地主神になり、
西園寺家の鎮守となったそうです。

西園寺家に伝来した話の中から近松門左衛門の「女殺油地獄」に登場する白稲荷法印のセリフに勝負師、
博打師は六社大明神に祈願すると言って、古くから開運祈願、必勝、成願、商売繁盛の守護神として崇拝を集めてきたそうです。
(おんなごろしあぶらじごく)などといえばいかにも昔の日活を映画を思いだしますね。今の人は知らない人が多いでしょうが。

わら天神 狛犬

はい!苔むした狛犬です、何か近松門左衛門の話から急に暗い感じになってきましたが、今日はいい天気でした!!!

樹齢千数百年に及ぶ神木綾杉の霊を祀るものだそうです。綾杉のあやとは黒い意味だそうですが、
枕草子で有名な清原元輔(きよはらのもとすけ)が
「生ひ繁れ平野の原の綾杉よ、濃き紫に立ちかさぬべく」と詠ったそうです。
現代役は上の写真を大きくして読んでください。
これは赤ちゃんが立派に出世したことを喜んだそうです、それも明治29年暴風で倒壊したそうです。

大山衹神社(おおやまつみじんじゃ)と呼びますが、「衹」この字は文字変換すると「き、し」と呼んでいます。祇園とは違うようですが、僧の着る服ともいわれているそうです。
話が横道にそれましたが、この看板は面白いことを書いていますので現地でゆっくりと読んでください。
世の男性諸君この看板のようにしていると後でキツ―イお仕置きがきますよ。
この神社の御利益は海上守護、農業守護、鉱山守護ですが、少し飛びすぎではないでしょうか。

いろいろ、たくさんの御利益をいただきありがとうございました。
「わら」にもすがりたいバチアタリもんには最高の神社です。

わら天神 御朱印

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