醍醐寺 世界遺産 五重塔
西国三十三所観音霊場(醍醐寺は第11番札所で参拝は観音堂)

最初に国宝の醍醐寺の五重塔です。
京都の四大五重の塔は以下のものです。
- 東寺 (国宝)
- 法観寺(重要文化財)
- 醍醐寺(国宝)
- 仁和持(重要文化財)
法観寺とは「八坂の塔」で有名ですね。
醍醐寺 仁王門
国宝の醍醐寺の五重塔
前回は「下醍醐」の三宝院でした。今回は仁王門から境内に入ります。
この門は、豊臣秀吉が金堂の再建の後、慶長10年(1605)に再建したものです。
醍醐寺 復興
仁王門から中に入ると、景色が一変します。昨年の台風の影響で、この地域の木が倒れていしまったです。
台風21号の被害は下伽藍から上醍醐まで、およそ3000本に及んだそうです。
20年ほど前にお詣りしていたのですが、こんなにひどいとは思ってもいなかった。
ネットで見ると結構情報があったのですが、
台風21号では小生の家も屋根のアンテナが飛んで行ってしまい近くの家でも結構な被害が出ていたので、
まさか醍醐寺でこのようなひどい状態になっているとは思ってもいなかった。
詳しい情報は世界遺産醍醐寺のHPから確認してください。
醍醐寺 金堂
国宝の金堂です。醍醐天皇により延長4年(926)に創建された建物、二度焼失しています、現在の金堂は豊臣秀吉によって和歌山湯浅から移築がされました。
この写真は撮っても良かったのか?少し不安ですが回りには]「写真はダメ」の看板がなかったように覚えています。
薬師如来坐像です、醍醐寺の本尊様です。
醍醐寺 五重塔
醍醐寺の見どころでもある五重塔です。 村上天皇の時代の951年に完成しました。
高さは38メートルで屋根の上の相輪は約13メートルあり、相輪の堂々とした姿に圧巻されます。
中は見れませんが、両界曼荼羅や真言八祖が描かれているそうです。これは日本の密教絵画の源流をなすものともされたいます。
醍醐寺 真言八祖
ここでチョット一言、真言八祖とは??
真言宗で崇拝される「伝持の八祖」「付法の八相」の二通りがあります。
「付法の八相」秘密法流の(灌頂受法の相承)です。
- 大日如来
- 金剛菩埵
- 龍猛菩薩
- 龍智菩薩
- 金剛智三蔵
- 不空三蔵
- 恵果和尚
- 弘法大師
「伝持の八祖」伝持弘通(経典儀軌の相承)に努められたお祖師さまです。
- 龍猛菩薩
- 龍智菩薩
- 金剛智
- 不空三蔵
- 善無畏
- 一行禅師
- 恵果阿闍梨
- 弘法大師(空海)
醍醐寺 不動堂・護摩同乗
不動堂・護摩同乗
この不動明王の前で柴燈護摩が焚かれ、世界平和など様々な祈願を行っているそうです。不動堂の建物の後ろに地蔵様が祀られていました。
醍醐寺 祖師堂

祖師堂です。この祖師堂は真言宗を開いた弘法大師とその孫弟子で醍醐寺を開いた理源大師・聖宝が祀られています。お詣りした時間がよかったのか、7人ほどの僧が祖師堂に入りお経を唱える準備をしていました。帰り道です、まだお経が続いていました。
何も私のことでお経を読んでいるのではないのですが、何かしらありがたく感じます。
こんなバチアタリもんにありがたいことです、感謝、感謝!
醍醐寺 日月門
醍醐寺 観音堂
日月門です。この門の奥に観音堂、弁天堂があります。
観音堂です、入口は後ろから入ります。
ここで御朱印をいただきます。
この中で御朱印をいただきました。
五大力尊・薬師如来の御朱印です。
醍醐寺 弁天堂
弁天堂です。
朱塗りの弁天堂と橋が水面に写り、その手前には苔むした岩があります。そう少し時期をずらしたら手間の桜が彩を添えるでしょう。
中々の写真ではないですか、少しは見直してくれましたか。
正面から見た弁天堂です。
この堂内には、音楽などの学芸や知識の女神さまの弁才天が祀られています。
醍醐寺 上醍醐の清流
弁天堂を渡って観音堂を望みます。

どこから流れてくるのか?小さな滝が清流を注ぎます。本当に自然の安らぎを感じさせます。
無量寿苑の馬酔木の白い花を添えた観音堂です。

ほんとは「上醍醐」までお詣りしたいのですが、時間があるので。またのチョット寄り道で。
それでは今日はこれでおしまい。
醍醐寺 御朱印

コメント