当尾(とうの)の石仏

当尾(とうの)の石仏。

当尾の石仏 藪の中三尊

浄瑠璃寺に駐車して勇んで歩きだしたのですが、結構遠いことに気づいて、車を取りに戻ってチョット車で移動、浄瑠璃寺から1.5Kmの道ですが、仕事の帰りなので無理は禁物です。
案内図を見ながら、1番目は「藪の中三尊」です。

当尾の石仏 あたご灯籠

薮の中の二つの岩に、右から十一面観音立像、地蔵菩薩立像、阿弥陀如来坐像が彫られているとても、珍しいものです。

向かい合っているのでなくL形に並んでいます。
中央の地蔵と11面観音が彫られていて高さ1.2mでこの地では最古(1262年)だそうです。

あたご灯籠の横にある桜です。満開まであと少し!

当尾の石仏 からすの壺

京都の愛宕山への山道に火の用心を願い、自然の石にロウソクが入るように穴をあけて献上した灯籠に似せて作られたのものです。 

愛宕山の山道にこのような灯籠があるのか?
調べましたがこのような形の灯篭はありませんでしたが、どこまで調べたのかは聞かないでください。

二尊とあるので、当然もう一つの地蔵菩薩さまがあるはずですが、見落としていますね。 年になると老眼になり見えにくいのでしょうか?
そんなことはありません単なるボケです、
所詮バチアタリもんがお詣りするのですからそれも抜けていて当然でしょう。
後でパンフを見ると、阿弥陀如来坐像の横にあるのですね。何たる不覚申し訳ありません。

当尾の石仏 唐臼の壺

からすの壺と聞いていたので、からすの水飲み場と思っていましたが、
「唐臼の壺」と書きます。勝手な想像ですが、たぶん中国の唐の時代の臼に似せて作ったものですかね、
大きさからするとからすの水飲み場の方が合っていますが、
それでは私と一緒で情緒がないので、唐臼の壺としてご鑑賞してください。

当尾の石仏 地蔵菩薩立像

右に見えるのは燈明を立てることができるように彫り込んでいます。燈明が右なら左の角に回り込むと地蔵菩薩立像があるそうです見ていません。
唐臼の壺からわらい仏さまのほうに向かいます。歩いていくとこのような山道を行くことになりますが、天気も良く森林浴です。

唐臼の壺から大体5分程です。

当尾の石仏 わらい仏

少し斜めになっています。これは石そのものが傾いてきたのか、仏さまを彫るときに傾いたのか、どちらでしょう??

当尾の石仏 一願不動様

仏様の上に庇のように大きな石があります。お堂の中に鎮座しているようです。 それでも斜めですね!
でも笑い仏さまのお顔は穏やかな、にっこりと微笑んでいらっしゃいます。

一願不動様に行くには、少し道を外れますが看板通りに石段を下っていきます。

この岩船不動明王摩崖仏は一つだけ一生懸命お願いすれば、かなえてくれるといわれています。それなら看板にその説明をしっかりと書いてほしい。

当然バチアタリもんは一杯お願いごとをしたではないか。願い事はキャンセルになるのか、結構急な石段を下ってお詣りしてそれはないだろう!!
またここまで来るのにかなり時間もかかったのに、時給分は戻してくれ!! とバチアタリもんの独り言です。とかなんとか、バチアタリもんのいい加減なことを書いていると、不動明王様は完全に怒っているようです。
本心ではありません、時給戻せとかそんな不埒なことはもう言いません。許してください!!

当尾の石仏 路傍の仏

これで今日の当尾の石仏探検はこれで終了です、帰りの道の途中にあった地蔵様です。
今から岩船寺まで行きます。

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