藤森神社 菖蒲の節句発祥の神社
今回で京都16社めぐりは2回目です。
御香宮から24号線を北に上がります、ここで一言、上がる、下がるは京都に行けば必ず聞く言葉です。
簡単に言えば比叡山のほうに向かっていくのが上がるです、ようは北に向かうことです。
碁盤の目のようになっているのでこのような言葉ができたんと思うんですが、実際碁盤の目になっているのは中心部だけです。約1800年前に、神功皇后によって創建された皇室ともゆかりの深い古社です。
本殿は正徳2年、中御門天皇より賜ったものです。菖蒲の節句発祥の神社。
藤森神社 競馬の神様
競馬の神様としても有名です。
競馬ファンの参拝者でにぎわっていると聞いたのですが、今日は誰もいませんでした。
藤森神社 狛犬
拝殿から本殿です。いつものように一対の狛犬が鎮座しています。
しかし西門からはすぐに狛犬が、もう一つの門をくぐるとさらに狛犬があるそうです。 西門から入らなかったので見てはいませんが、同じ神社で三つも狛犬があるのはあまり見たことはありません。
南門と西門があるので、両方の門をくぐりながら、アジサイを楽しんではいかがでしょうか。向かって左に「阿」、右に「吽」の狛犬です。
藤森神社 とねりしんのう
「学藝の祖舎人親王崇敬碑」があります。
舎人親王(とねりしんのう)は、天武天皇の皇子で、持統、文武、元明、元正、聖武の5朝で国政に参画した人物です。日本最古の学者は、舎人親王だといわれています。
学問の神さまはおなじみの京都の北野天満宮に代表される、
菅原道真公ですね。実は北野天満さんは平安時代に創建された神社です、
しかし藤森神社は、平安遷都以前に創建されているので、舎人親王の方が学問の神さまとしての歴史が古いのです。藤森神社は由緒正しき神社なのです、このような由緒正しき神社でお詣りして、馬券を買えば万馬券間違いなし!
またその横には菖蒲の節句の銅像が立っています、かなり新しいので少し????ですがいざ 勝負、勝負。そして不二の水を飲んでゲン担ぎをしておくとなお良いでしょう。日本で一番古い学問の神様の栄光を背に、幸い京都競馬場も近いので、不二の水をもって、馬券を買いに行きましょう。JRA万歳!私は競馬協会の回し者か?
藤森神社 不二の水
不二の水は、武運長久、学問向上、特に勝運を授けてくれる水として信仰されています。
「水六訓」の看板がありましたので、引用させてもらいます。
- 水は尊し
水無くんば成らず育たず心ある者その加減を知り水を大切にせよ - 水は美し
冷熱に応じて虹と化して氷と変わり水晶となる - 水は清し
常に味いて飽きず汚穢を洗い清める - 水は強し
いかなる障害にも屈せず自ら進みて天を成し地を動かす - 水は恐し
人を呑み船を覆し山野を汲して地表をも変貌す - 水は深し
その源神に発し大自然の道を示し波瀾曲折の人生を思わしむ
この水は伏見名水スタンプラリーのスタンプにもなっているそうです。
御香宮神社の御香水もラリーの一つに揚げられています。
また下品なブログになってしまうのでこの話はこれでおわり!
七福神も鎮座していました。なんとマーこの神社はいいことずくめの神社ですね。
これで稲荷さんでもあれば最高と思っていると。
ありました、お稲荷さんです。
馬はいるは、犬もいるその上にお狐さんまでいる。少し疲れました あまりにも神社の持つ「気」が多すぎて私のような「バチアタリもん」にはよくない。これ以上書いていくと飛んでもないことを書きそうです。
藤森神社 宝物殿、「八連発火縄銃」
御朱印を書いてもらっている間に、隣に無料の宝物殿がありました、生来私はケチなもので有料の宝物殿には入館しないのですが、無料なので入館します。
「カレーハウス ここ一番」の福神漬けと同じで無料は大好きです。
なんで「カレーハウス ここ一番」なのかは無視してください。この中に面白いものを見つけました、
昔のマシンガンですね、「八連発火縄銃」です初めて見ました。
本当に八発も玉が出た?
出たとしても八発の玉込めも大変だったのでしょうね。
江戸時代末期にはこのようなものが発明されていたのですね。でもこれはびっくりです!
是非一度見に行くべきです。
多分この宝物殿は行けばわかると思いますが、面白い!!
藤森神社 御朱印
この神社の内容に比べると、いかにもあっさりとした御朱印です。
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