御香宮神社 京都十六社朱印めぐり

京都16社朱印めぐり。御香宮
京都16社朱印めぐり。御香宮

2019年に熊野神社にお参りした時に、京都16社の朱印めぐりがあったのですが。その時にはあまり興味がなく、お詣りには行きませんでしたが。今回吉祥院天満宮、わら天神、長岡天満宮、春日神社など、昔京都に住んでいた時によくお詣りした神社があったので、今年は本気で16社お詣りします。

最初は京都の伏見桃山の御香宮(ごこうのみや)からです。24号線を南下すると左に御香宮さんの駐車場があります。右折になるので運転にはくれぐれも注意してください。長い間京都に住んでいましたが今回初めてお詣りします。 

御香宮 本殿と香りのよい水

創建は不詳とのこと。約1150年前の平安時代貞観四年(八六二)九月九日に、
この境内から「香」の良い水が涌き出たので、 清和天皇よりその奇端によって、『御香宮』の名を賜った。

御香宮 狛犬

おなじみの狛犬です。向かって右に口を開いている「阿」左が「吽」ですね。

御香宮 岩田帯のいわれ

拝殿です。徳川頼宣(紀州徳川家初代)の寄進によるものです。
正面軒唐破風には、ぐるりと面白い彫刻によって埋められています。
向かって右は「鯉の瀧のぼり」、すなわち龍神伝説の光景を彫刻し、左はこれに応ずる如く、琴高仙人が鯉に跨って瀧の中ほどまで昇っている光景を写している。
この拝殿は伏見城御車寄の拝領と一部誤り伝えられる程の豪壮華麗な建物である。 平成九年六月に半解体修理が竣工し極彩色が復元された。(御香宮神社のHPより)

日本第一安産守護之大神として広く崇められている神功皇后を主祭神なので、安産祈願としても有名な神社です。
御香宮さんのHPより安産岩田帯のいわれがあったので引用します。チョットした知識です。

御香宮 安産祈願と腹帯

出産を控えて、腹帯を着けると、母になる喜びも一段と実感が伴うものです。 腹帯を着ける習慣は、神功皇后の頃からといわれ、おめでたがはっきりした妊娠5ヶ月目(第16~19週)戌の日に腹帯を巻いて、 祝膳を囲んでお祝いをするという風習が盛んでした。 帯祝いのことを「着帯の祝」ともいいますが、そもそもは室町時代の武家のしきたりからきたもので、 その当時は子孫の誕生を祝い、家の繁栄を願ううえでもこの帯祝いは大切な行事でした。 戌の日に行うのも犬(戌)は多産で、しかもお産が軽いのであやかりたいという願いが 込められています。 徳川時代には、上腹部を強く締めて胎児の大きくなるのを防ぎ、 難産を避けるのが主な目的でしたが、現在では、

  1. お腹が冷えないようにする     
  2. 胎児を一定の位置に保つ 
  3. 身体の安定を保ち、動作を軽快にする
  4. お腹の筋肉が伸びきらないようにする

等の目的で着帯が行われます。 この帯祝いは流産しやすい妊娠初期を無事に終え、安定期に入ってほっと一安心したときに行われる儀式ですから、 ここであらためておなかの赤ちゃんの、無事な成長と、安産を願うと同時にお母さん自身の気持ちを引き締めて 母親としての自覚を促すという意味もあるでしょう。
無事出産を終えて、七十五日目に、安産お礼参りとして、 新しいサラシ1反を持って参拝されますのが、昔からのしきたりです。

御香宮 伏見の七名水

 当社の名の由来となった清泉で「石井の御香水」として、伏見の七名水の一つで、昭和六十年一月、環境庁(現、環境省)より京の名水の代表として『名水百選』に認定されたそうです。ご住職のお話では、毎年「伏見祭」ではかの有名な月桂冠からお神酒として献納されているそうです。

御香宮 伏見酒蔵めぐり

さすが京伏見の酒どころがですね。ちなみにこの御香宮から西の方に行けば今はやりの伏見酒蔵めぐりのスポットがあります。運転しない方は是非一度行くことをお勧めします。
酒蔵・蔵元紹介のHPです、このHPを参考にのんびりと酒蔵めぐりを堪能してください。

御香宮 御朱印

御香宮の御朱印です。16社の朱印とは別にいただきました。

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