〒630-2303 奈良市月ヶ瀬長引21-8

三重県上野市での仕事の帰り道です
。梅の香りに誘われてチョット遠回りの帰り道です。
この下の川が五月川(三重県側では名張川と呼びます)です。
この両側に約1万本の梅の木があります。
月ヶ瀬の梅林 梅まつり



毎年2月の中旬から3月のの初めまでに梅まつりがありますりま。
月ヶ瀬の梅林 真福寺
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とりあえず仕事帰りのチョット寄り道ですが、
少し仕事に時間がかかり、太陽と競争です、
いつものドタバタと梅林見学ですが、
梅を見ながらゆっくりと山頂まで登ってくると「真福寺」があります。
創建は1117年の800年ほどの古刹です。
月ヶ瀬村の指定文化財になっている「木造地蔵菩薩立像」があります。

月ヶ瀬の梅林 烏梅(うばい)
「姫若の梅」です。後醍醐天皇が1331年からの元弘の乱で敗れ笠置山から逃げる時に、
天皇の付き人である女官が月ヶ瀬で倒れてしまった、後醍醐天皇がこの女官を見捨てて逃げた。
バチアタリもんよりもひどい。
後醍醐天皇はいろんなところで話がありますが、
基本いい話はないですね(あくまでもバチアタリもんの感想です)。
京都の安楽寺でも若い女官を自殺に追い込んでいます。
この女官を姫若を村人が助け、元気になった姫若はこの寺に梅を植えて京で使用される紅花染の用の烏梅(うばい)の製法を教えたそうです。
ちょこっとうんちくを「烏梅」とは真っ黒な梅干しです。
からす(烏)くらいに黒いから烏梅と名前が付いたそうですが、実はこの烏梅を作る店は最後の1軒になっているそうです。
最後の1軒の「梅古庵」さんです。HPはhttps://baikoan.thebase.in/です。一度訪ねてみてください。
梅で染めたハンカチもあるそうです。
実は私は黒い梅は全く知らなかった、来年訪れたら買ってみます。
月ヶ瀬の梅林 蝋梅
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この黄色の花は「蠟梅(ろうばい)」です。
小さな花で少し蝋がかかったようなつやのある花びらです。別名は唐梅と呼ばれ中国原産の樹木です。
雪中四友(せっちゅうのしゆう)と呼び雪の中でも咲く花のうちの一つです。
蠟梅、梅、山茶花(さざんか)、水仙の四つです。四つの花でなく、四つの友と呼ばせるのも洒落ています。
日本人の奥深さと感性を感じます。私と同じですね(自賛)
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