熊野若王子神社から新島襄のお墓

熊野若王子神社から新島襄のお墓

さてさて、熊野若王子神社の神主さんに聞いて、山道20分ほどのところにあるという、
新島襄先生のお墓に参りたいと思います。
私は立命館なので関係はないのですが、私の時はまだ広小路学舎があり、
年に数回同志社の学食を食べに行きました。その頃の立命の建物は古くてそこらでギシギシと鳴っていて、
それに比べるとさすがにお金持ちの学校だなと感心して少し贅沢な学食を食べましたので、
その辺の縁から新島襄先生のお墓にお参りに行きます。

ここまで書くと、軽い感じですが、そのようなことはありません、
たんなるバチアタリもんの一言です、気にしないでください。

それでは、ここからわずか20分ほどの散策です。見事な山道ですね。 

どこが見事な道なのかはわかりませんが!! 強がり、つよがり、ツヨガリ、tuyogari。

いい山道です、新緑の?もとい今は秋ですので新????の季節です。ボキャブラリーの不足ですね。
残り15分です。元気です。

山の新鮮な空気を楽しみながら、山道を颯爽と登っていきます。看板がありました。残り8分ではないか。

この辺に来ると、最初の勢いがなくなってきました。確か20分ほどと聞いたような!
すでに1時間は経過しているのでないか、息が上がってきました。

ほら見ろ、女人結界ではないが、これ以上登るなというように、大きな大きな倒木が道をふさいでいるではないか。直径は3センチはあろうか?

この辺に来ると、写真が接写になってくる、これは意図したものでなく、
単なる疲れたので腰を下ろして撮ったためです。

F2、F1 何だこれは、古だぬき1号、古だぬき2号?
そんなあほなことを考えながら、腰を上げて、老体に鞭打って登ります。

ふと思いだしました。鹿児島ではもっときつい坂を登っていたではないか、それを思えば大したことはないと思いながら、
千里ケ滝では確か200m下がればと書いていました。どうもこの”2”の文字は不吉です。

F1、F2の意味が分かりました、墓の分譲地の区分番号です、
それでもこの山の上まで墓参りに来るとは驚異的な健脚の持ち主の集まりです。

ぶつぶつ言いながら、やっとたどり着きました、本当に20分でついたのか、
私の感覚では2時間は過ぎていたと思うのですが、
時計を見ると25分しかかかっていない。
なんだこれは自分の健脚を喜んでいいのか。

ここまで来るのに何回も新島先生の悪口を言い続けてきたのに、誠に誠に申し訳ありませんでした。


これが新島先生のお墓です。実はあまり新島先生のことは知らない、勉強不足です。

こちらの方が有名ですね、新島八重さん、NHKにも取り上げられた有名人です。
福島の会津若松城・鶴ヶ城において獅子奮迅のごとき働きをする女傑ですね。
TVの八重の桜では綾瀬はるかさんが演じました、女傑と言うより”かいらしい”人ですね。

お墓参りを済まして、ゆっくりと山道を機嫌よく口笛など吹きながら降りていきます。
実は口笛は下手で、誰もいない山道だから吹いているのです。
その辺は斟酌を!誰もそんなことは思わないことは重々承知しておりますが、念のために。

この陽光桜は、熊野若王子神社のすぐ上にあります。まだまだ桜は小さいですが、
そのうち有名な桜の名勝になるかもしれません。
今であれば、自分の桜を植樹できるかもしれませんよ。これは確認してみてください。

以上 番外編 おわり。

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