福岡県北九州市　世界遺産　官営八幡製鉄所

稼働中の事務所と工場なので中には入れません

道に迷いながらやっとのことで駐車場までたどり着くと、ボランティアさんが待っていましたので案内してもらいながら少し歩きます。

着いた場所からは目的の旧本事務所には行けません。よく写真に見るようなところにはも行けませんでした。

実はこの施設は今でも現役です、実際トラック、車がひっきりなしに行き来しています。

「鉄は国家なり」よく耳にした言葉ですね、伊藤博文総理大臣の「製鉄所設置件議案」を賛成多数で可決しました。よく中学の歴史の試験で出た「八幡製鉄所は１９０１年」は覚えていました。

この八幡製鉄所は近くに筑豊炭鉱、遠賀川がある八幡村は最高の立地だったのです。

上の写真が官営八幡製鉄所の第一高炉の前の記念写真です。この中に伊藤博文などのえらいさんがたが写っています。ボランティアさんが指さしながら教えてくれます。

本当はこの旧本事務所まで行けるものと思っていたのですが、残念です。ボランティアの方もすまなそうにしていました。しかしここは日本製鉄所の私有地であって、今も現役で働いている場所なのです。３Ｄのゴーグルをかけてみることは可能です。

日本製鉄所にしてみれば今回の世界資産は有難迷惑だったかもしれないですね。

普通のように中に入って見学は当分できないようです。その辺は理解しながら見学してください。

旧本社事務所の後ろのほうに建っている「修繕工場」です、これもまだ現役で稼働しているので見学は不可、近くにも行くとこができません。

中間市の世界資産「遠賀川水源地ポンプ室」（ＰＤＦ）です。これも現役ですので、行っても見学はできませんが、外からは見れるそうです。

「明治日本の産業革命遺産」のリスト

萩

鹿児島

韮山（静岡県）

釜石（岩手県）

佐賀

長崎

三池（福岡県・熊本県）

八幡（福岡県）

以上２３か所が指定されています。但しこの遺産群は現在も稼働しているものあるので全て見れるわけではありません。

車で行くには少しややこしいので、道案内です。

スペースワールドの駅まではナビの案内で行けると思うのですが。
北九州も道路が３Ｄで道の高低があり、
よく見ていないと行き過ぎてしまいます。