本堂に9体の阿弥陀如来像を安置することから九体寺(くたいじ)と呼ばれる浄瑠璃寺です。

九体寺(くたいじ)と呼ばれる浄瑠璃寺です。
九体寺(くたいじ)と呼ばれる浄瑠璃寺です。

浄瑠璃寺 馬酔木と猫

奈良市内の仕事を早々と終えて、浄瑠璃寺にお詣りします。

早春の馬酔木がほのかに香るなか、人懐こい猫が寄ってきます。全く恐れることもなく、頭をなでると、コロンとひっくり返り甘えてきます。今日は天気も良かったので、猫も馬酔木の香りに酔っていたのでしょうか。
ほっこりしますね!!

浄瑠璃寺 ランチ

三門を望む参道です。両サイドに馬酔木(あせび)の薄いピンクの花が咲いていました。
先に食事をしていたのでスルーしますが。
とろろ汁がおいしいといわれています、とろろ汁定食で1100円です。

花の色は白でなく少しピンクがかかっています、釣鐘のような小さな花が満開でした。

浄瑠璃寺 山門

山門です。この門をくぐり左のほうに行くと三重塔があります。

浄瑠璃寺 季節の花

山門から入ってすぐに桜が咲いていました。

浄瑠璃寺の始まりは738年行基によって開かれたといわれているそうです。行基は奈良楢東大寺の実質上の責任者でもありましたが、近くまで修行で来ていたのでしょうか?

浄瑠璃寺 阿字池

朱塗りのきれいな三重塔です、平安時代に京都一条大宮から移されてきたものです。
1階には釈迦八相、四隅には十六羅漢図など壁面に飾られています、中には入れませんでした。

九体阿弥陀堂これも国宝

三重塔から池を挟んで浄瑠璃寺本堂 九体阿弥陀堂これも国宝。
平屋建てでこじんまりとした感じです。

この中に、「観無量寿経」という経典に解かれている9通りの極楽往生の世界を象徴するといわれている9体の阿弥陀如来坐像を祀り、浄土(仏のいるところ)の世界を具現化しています。今では九体阿弥陀堂が現存するのはこの浄瑠璃寺だけだそうです。

浄瑠璃寺庭園

今日は天気も良く、池の水面も静かで小さな浮島の祠が水面にくっきりと写っています。浄瑠璃寺庭園これは特別名称史跡で、藤原時代のものだそうです。天気がいいと、カメラの腕前がなくてもこのようなきれいに撮れるものですね。

浄瑠璃寺 秘仏・吉祥天女立像(秋季)11月30日まで

吉祥天女は豊かな暮らしと平和を授ける幸福の女神 本堂〈国宝〉には現存唯一、平安期の九体の阿弥陀仏〈国宝〉を祀り、堂宇を含めた庭園(史跡・特別名勝)全体で極楽浄土の世界を表現しています。
毎年 2020年10月1日 ~ 2020年11月30日 (9:00~17:00(受付~16:30))公開しています。

下の写真は祈りの回廊様のHPより引用しました

猫チャンにバイバイしてから浄瑠璃寺をあとにし、今から当尾の石仏の道を歩いてきます。

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