花の寺 岩船寺

花の寺 岩船寺

京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43にある、四季折々の花が咲くので有名ですね。

花の寺 岩船寺

当尾の石仏から岩船寺までやってきました。標識がわかりにくいので迷いました。
この「当尾」昔は「塔尾」と呼ばれていたそうで、三重塔、十三重石塔、五輪石塔の舎利塔がたくさんあったことに由来しているそうです。

岩船寺の歴史は寛永九年(1632年)に編纂された「岩船寺縁起」によると、
天平元年(729年)に聖武天皇が夢想によって大和国鳴川(現・奈良市東鳴川町)の善根寺(ぜんこんじ)に籠居していた行基に一宇の阿弥陀堂を建立させ、のちに弘法大師とその甥である智泉大徳が伝法灌頂(かんじょう)を修し灌頂堂として新たに報恩院を建立したのが草創の始まりとされる。行基さんは浄瑠璃寺でも出てきます、大変忙しい人だったのでしょう。

この寺は四季折々の花々が咲き誇る「花の寺」でも有名ですが、私が訪れた時期は桜は早い、椿がかろうじて残っていました。

岩船寺 石風呂

岩船寺の名前の由来になったともいわれる、石風呂ですが、この石風呂に入るのでなく蒸風呂の水をためるものです。

この水で身を清め岩船寺にお詣りしたとされていますが今は何も入っていません。

岩船寺 石室不動明王(重文)

山門の横にある石仏です。
石室不動明王(重文)寄棟造りの1枚板の屋根の中にある不動明王様です。

岩船寺 白象に乗る普賢菩薩

本堂です。この中には阿弥陀如来坐像(重文)、普賢菩薩象像(重文)は法華経に説かれる六本の牙を持つ白象に乗る普賢菩薩で、法華経を信じる者を護持(ごじ)するといわれ、象に乗る菩薩様です。なんとなく見たような!
はそんなに広くはなく本尊の四周を廻るようになっていました。

阿字池の水面にかすかに三重塔が浮かんでいます。

三重塔をぐるりと囲むように道があります。その道からの三重塔です。五輪がちょうど目のあたりです。

十三重石塔(重文)花崗岩で作られたもので、1314年妙空僧正の作。
この中から水晶の五輪舎利塔が発見されたそうです。
浄瑠璃寺から当尾の石仏とこの岩船寺まで歩いてきましたが、大変でした。
今日はゆっくり家で風呂に入り疲れをとりたいと思います。

岩船寺 御朱印

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