
ここは鹿児島県千里ケ滝です。
宮崎えびの高原から霧島神宮に行く途中です。
やはり滝があればチョット寄り道するのがこのブログです。
今回は宮崎の仕事に行く途中ですが、帰り道でなく仕事前にチョット寄り道をしながらのドライブです。
えびのスカイラインを霧島神宮に向かいます、途中に小さな千里ケ滝の看板があります。
滝です!
これを見逃すことはできないと思い、右折して細い道を走ります、離合はできない程の細い道です。
運転を誤れば谷底に真っ逆さま!怖い道です。
運転に自信のない方は安全運転で行くようにしてください。
千里ケ滝 たった200mそれも下り坂
車はこの看板の小さな小屋の横に置いときます。
看板にあるように約200m下ると千里ケ滝があるとのことで、たった200mそれも下り坂です。
それでは運動靴に履き替えて出発です。ルンルン!!!
細い道を下ります、「よしこれは楽な道だな」と安心していましたが、これが間違いで地獄を見ました。
千里ケ滝 運動靴が必需品
結構な高低差で下っていきます。まだこの時にはルンルンだったのですが、
ここから防空壕のようなコンクリートのトンネルの坂を下ります、
運動靴以外は絶対にやめてください、革靴なんかもってのほかです
足に豆ができます

やっと滝が目の前に広がります、3段の滝です。
上段は50m、中断は20m、下段は5mと霧島山中では最も落差があるそうです。
最初に一段目の滝が見えます、コンクリートのトンネルを下っていくときに聞こえた滝の音です。


千里ケ滝 人生下り坂
人生下り坂は私のモットーですが、この下り坂は何を意味するのか。
そんなことさえ考えずに下ってきました
とりあえずここまで来たのだから最後まで行こうと思うのですが、
足が前に進みません。ここでやめて帰ろうかな!
下れば次は上がるだけです怖い!

落差50mの千里ケ滝

落差50mの一番目の滝です。雄大な滝ですが、帰りのことで 心はざわついています、不安で一杯!
落差20mの二番目の滝と、一番下の5m落差の滝です。オーきれいではないか。三段の滝とは豪勢ではないかと、強がりで心を満たします。
千里ケ滝 受難の滝

帰り道です。この坂を延々と登っていくのです、行きはルンルンで下ってきたのですが。
誰かのせいにしなければこの坂を登れない、もしかしたら嫁さんが一人でうまいものを食べに行っているかもしれない!
「クソー」とまったく関係ないことを考えながら、左右の足を一歩一歩前に繰り出しながら登ります。
行きは20分、 帰りは1時間以上はかかりました、ここで遭難して死ぬかと思いました。
もう二度とここは来ないと誓いながら登ります。
この滝は中高年にはお勧めできません、心臓が止まっても本当に山の中で誰も来ません
たぶん九電の方が週に1回ぐらいは来るでしょう、
その時は狸に食われているかもしれません。
一人で来るのは絶対にやめましょう。
命の保証はできません。
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