京都市 天台宗 愛宕念仏寺

天台宗 愛宕念仏寺
天台宗 愛宕念仏寺

愛宕と書いて「おたぎ」と読みます。有名な化野の念仏寺の近くです。

今日は仕事の帰り道で、広沢の池から寄りました。
清滝トンネルの手前にあり、「嵯峨野めぐりの始発点」とされています。
歴史は古く766年六波羅蜜寺の近くに愛宕寺として創建されました。
元々運のないお寺だったのでしょうか、廃寺と復興の繰り返しでしたが、昭和30年から彫刻家の西村公朝が住職となり復興されました。

1200体の羅漢像が迎えてくれます。

一般の素人の参拝者が羅漢像を彫って奉納する「昭和の羅漢彫り」が始められたそうです、今は苔むした羅漢像が迎えてくれます。
素人の素朴なやさしさ、ぎごちなさ、迷っているような羅漢像がお参りする気持ちを安らかにしてくれます。

青紅葉、赤紅葉と両方の季節に映える静かなお寺です。写真のお堂での釣鐘の三つの音を楽しむこともできました。

本尊は「厄除け千手観音」

地蔵堂です、 あたご本地仏火除地蔵尊安置。靴を脱いでお堂の中に入り静かな空間を楽しむことができました。
愛宕のほうに向かう車の音が少し聞こえる程度で、静寂のなか地蔵様と向かい合うことができました。

バスで来るのが一番いいと思います、嵐山の駅から徒歩1時間弱です。帰りにバスを利用するときは1時間に1本です!
拝観料は300円です、御朱印をもらい損なたようです、またここでは愛宕山まで登らずに火の用心のお札がもらえます。大で500円です。
帰りに有名な「平野屋」さんで一服もいいですね。今日は仕事帰り、残念ですが帰ります。


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