今日は京都市東山区 今熊野観音さんです。
今熊野観音 熊野三山
熊野権現または熊野大神とは熊野三山に祀られる神です、本地垂迹(ほんじすいじゃく)思想のもとで権現と呼ばれるようになりました。
といわれても何のことかわからないので まずは権現の意味ですね、権現とは日本における神仏の称号の一つ。
「権」は仮にという意味、「現」は現れる、なので仮に現れるということですね。
- 仏や菩薩が衆生(しゅじょう)を救い導くために地上に姿を現す。
- 仏や菩薩の垂迹(すいじゃく)として化身した(化けた)現れた日本の神。
- 仏や菩薩にならい称した神号で、徳川家康の東照大権現があります。
衆生(しゅじょう)は簡単に言ううと普通の人又は動物などです。 垂迹(すいじゃく)は仏や菩薩が日本の神の姿を借りて現れること、本地は今ある場所のことです。
めちゃくちゃ簡単に言うと仏が普通の人になって、その地に現れることですね。
今熊野観音 熊野根源示現の聖地
この今熊野漢音さんは熊野根源示現の聖地となっています。 又後白河法皇より山号を賜り、「新那智山」と称します。
この寺の由来は、弘法大師様が唐の国から帰国されてから、東寺で真言密教の秘法を修法されていた時、東山の中に光明がさし、
その光明のほうに導かれると、
山中に白髭の老人が現れ、一寸八分(5.454センチ)の十一面観世音菩薩と宝印を与えられ、
「自分は熊野の権現で、永くこの地の守護神になるであろう」と告げられて姿を消しました。このお告げのとおり、空海上人自ら一尺八寸(54.545センチ)の十一面観世音菩薩像を刻まれ、
授かった一寸八分の十一面観世音菩薩と宝印を体内仏として納め、
嵯峨天皇の勅願(ちょくがん)により開運祈願としての寺として開創された名刹です。
今熊野観音 子守り大師
私たちにとってかけがえのない宝物、それは子供です。大切な子供達を護り育んで下さるのが、こちらのお大師さま「子護弘法大師」です。
今熊野観音 ぼけ封じ観音 御守護
今熊野神社は
- 西国三十三か所観音霊場の第15番札所
- ボケ封じの・近畿十楽観音霊場の第一札所
- 洛陽三十三か所観音霊場の第十九札所
- 神仏霊場会の122番(京都42番)霊場
弘法大師様は観音寺を開創されました。
あらゆる人を救い、あらゆる願いをかなえるための観音様なのです。
この今熊野観音さんではお子様やお孫様の心身健康・学業成就・諸芸上達・交通安全などを祈願します、
お子さんやお孫さんのご祈祷の申し込みもできます。
ちなみに写真に写っている人は私ではありません、私はもっと若く見えるはずです???
今熊野観音 ボケ封じの近畿十楽観音霊場
ボケ封じの近畿十楽観音霊場です。
- 観音寺(今熊野観音)
- 大報恩寺 上京区今出川
- 勝竜寺 長岡京市
- 正法寺 滋賀県大津市
- 十輪院玉桂寺 滋賀県甲賀市信楽
- 総持寺 大阪府茨木市
- 太融寺 大阪市北区
- 大龍寺 神戸市中央区
- 七寶寺 兵庫県神埼郡
- 常瀧寺 兵庫県丹波町
必ずぼける前に訪れるましょう。 時期を延ばすと、訪れたことさえ忘れるようになったら交通費がもったいない。
今熊野観音 医聖堂
医聖堂です
平安様式の多宝塔で医と宗教がともに手をたずさえて、人類がともに明るく健康に暮らせるような社会が築かれますように住職の願いを込めて建立された朱色のお堂です。
今熊野西国霊場
今熊野西国霊場です。
西国三十三か所の霊場が巡拝できるように祭祀されています。医聖堂からゆっくりと坂道を下りるようにして三十三番までお詣りできます。
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