死ぬまでガンと一緒

人間最後は死ぬ。
これは決定事項、変わることのない事実。

浄土真宗には『平生業成』がある
今生きていることが大事だと説いている。

私は2歳のころ貧乏な田舎の親戚に預けられ
農家だったので食べるものには不自由はなかった。

祖父母とおばさんの4人家族
じいさまがかなり頑固な人で怖かった
昔の人で『家族の愛とかなんとか』は全く無縁の生活。

貧乏だったことは小さいながらよくわかりました。
そんな小さい頃の生活が身に染みていた。
これは大きくなっても、常にお金ことが気になり
高い服を買うのは躊躇する
食事もできるだけ安いものをいつも食べていた

家庭を持っても、違和感はいつも感じていた
今考えれば子供達に本当の愛情を注いでいたのかと言われると
疑問に感じる。

ほかに人に聞くと、家族で旅行に毎年行くとか、
日曜日になれば家族で食事をしたりとか
私もそれなりに旅行とか食事には連れて行ったのですが

今になって考えれば、家族のことを本当に考えていたのか
義務感のように考えていたのではないか。

ガンになり、普通の生活ができなくなり
家にいる時間が長くなる、考えることはこの先どのようにして
短い時間をどのように生活すればいいのかがを考える

今からの時間をどのようにして生きていくのか

先行きがないから
老後のことを考えても仕方がない
もう過去は引きずらない自分らしい生活を考える。

 

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