09 水質有害物質特論 2019年09問

水質関係
有機塩素系化合物の処理に関する記述として,誤っているものはどれか。

 

⑴ 揮散法により発生した排ガスを処理する方法として,吸着法や酸化分解法などがある。
⑵ 活性炭吸着法は,有機塩素系化合物をごく微量まで除去できるが,吸着量が少ない。
⑶ 土壌汚染の原位置分解法では,鉄粉を主体とする反応材を用いて,汚染地下水を酸化無害化する。
⑷ トリクロロエチレンの好気性の生物分解法では,最終的に水と CO2 と塩化物イオンが生成する。
⑸ トリクロロエチレンの嫌気細菌による分解では,還元的脱塩素化反応が起こる。

正解 (3)
⑶ 土壌汚染の原位置分解法では,鉄粉を主体とする反応材を用いて,汚染地下水を酸化無害化する鉄粉を使う場合は還元剤

 

新・公害防止の技術と法規2021(水質有害物質特論)
ⅳ.14 有機塩素系化合物排水の処理(P-281~)

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