08汚水処理特論 2019年09問

水質関係
汚泥の脱水に関する記述として,誤っているものはどれか。

 

⑴ 前処理においてろ過助剤を添加するときは,ケイ藻土,おがくず,繊維質,フライアッシュなどが用いられる。
⑵ 前処理において凝集剤を添加するときは,塩化鉄(Ⅲ),水酸化カルシウムなどの無機凝集剤や高分子凝集剤が多く用いられる。
⑶ 遠心脱水(水平形デカンター)は間欠運転であるから,まず 1 サイクルの時間を決める必要がある。
⑷ ベルトプレスでは,液状の汚泥は重力による予備濃縮によって汚泥の流動性をなくしてからロールで圧搾する。
⑸ スクリュープレスは繊維分に富む汚泥の脱水に適しており,製紙工場の汚泥処理に多く用いられている。

正解 (3)
⑶ 遠心脱水(水平形デカンター)は間欠運転連続運転であるから,まず 1 サイクルの時間 を決める必要がある。

 

新・公害防止の技術と法規2021(汚水処理特論)
Ⅲ.2 汚泥の脱水(P-054~)

コメント