08汚水処理特論 2020年05問

水質関係
凝集分離に関する記述として,誤っているものはどれか。

 

⑴ 水に懸濁して安定な分散状態を保っている微粒子が凝集剤などによって凝集して生じる粗大粒子をコロイドという。
⑵ 水の中の安定な微粒子分散系に,反対荷電を持つ微粒子やイオンを添加して荷電を中和すると凝集が起こる。
⑶ 無機凝集剤の代表的なものには,硫酸アルミニウム,ポリ塩化アルミニウム,硫酸鉄(Ⅱ),塩化鉄(Ⅲ)などがある。
⑷ 凝集剤の添加量を原水の水質分析値から推定できない場合は,ジャーテストによって実験的に決定する。
⑸ 攪拌が強すぎると,凝集によって生成した凝集体が破壊されて再分散してしまうので,ある凝集反応系に特有の最適攪拌条件が存在する。

正解 (1)
⑴ 水に懸濁して安定な分散状態を保っている微粒子が凝集剤などによって凝集 して生じる粗大粒子をコロイドフロックという。

 

新・公害防止の技術と法規2021(汚水処理特論)

 

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