12 騒音・振動特論 2021年17問

騒音・振動関係
振動問題及びその対策に関する記述として,誤っているものはどれか。
⑴ 流体機械,燃焼装置やボイラ設備などでは,熱や燃焼を伴った熱・流体関連振動,並びに燃焼振動と呼ばれる振動問題がある。
⑵ 同形の加振力を発生する同形の機械を多数近接して設置し,運転する場合には,加振力が互いに同位相になるように配置や運転方法を工夫することにより振動を制御することができる。
⑶ 衝撃力が発生する機械では,緩衝装置を用いて衝撃力が物体に作用する時間を長くすることで,衝撃力を小さくすることができる。
⑷ 一定の回転速度で回っているロータの一部に不釣り合い質量があると,不釣り合い質量の慣性力が機械に振動を発生させる原因となる。
⑸ 自動車エンジンに代表される往復動(レシプロ)機関を防振対策する場合,一般に第一次慣性力だけでなく,高次の慣性力についても検討が行われる。

 

正解 (2)
⑵ 同形の加振力を発生する同形の機械を多数近接して設置し,運転する場合に は,加振力が互いに同位相になるように配置や運転方法を工夫することにより 振動を制御することができる。

 

参考資料

新・公害防止の技術と法規 

(i)環境基準法

 

騒音・振動特論 2021年

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