12 騒音・振動特論 2021年06問

騒音・振動関係
拡散音場とみなせる室内に点音源がある場合,音源から距離 r(m)離れた場所の音圧レベルを音源からの直接音と反射音とに分けて考える。その説明に関して誤っているものはどれか。ただし,方向係数 Q は 1 とし,室定数を R(m2)とする。
⑴ 音源の音響パワーが 4 倍になると,直接音と反射音は共に 6 dB 大きくなる。
⑵ 音源から √R/(16r) の距離において,直接音と反射音の音圧レベルは同じ値になる。
⑶ 直接音の音圧レベルは,音源からの距離 r が 2 倍になると 6 dB 小さくなる。
⑷ 反射音の音圧レベルは,音源からの距離 r によらず一定である。
⑸ 反射音の音圧レベルは,室定数が 2 倍になると 6 dB 小さくなる。

 

正解 (5)
⑸ 反射音の音圧レベルは,室定数が 2 倍になると 6 dB 小さくなる。

 

参考資料

新・公害防止の技術と法規 

(i)環境基準法

 

騒音・振動特論 2021年

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