FP3級学科問題 2023年9月48

【第2問】 次の各文章((31)~(60))の( )内にあてはまる最も適切な文章、語句、数字またはそれらの組合せを1)~3)のなかから選び、その番号を解答用紙にマークしなさい。

(48) 所得税において、所定の要件を満たす子を有し、現に婚姻をしていない者がひとり親控除の適用を受けるためには、納税者本人の合計所得金額が( )以下でなければならない。

1) 200万円
2) 350万円
3) 500万円

3) 500万円

「ひとり親控除」は、婚姻せずに子供を育てている「ひとり親」を対象にした所得控除です。所得などの適用要件を満たせば、シングルマザーもシングルファーザーも同様にひとり親控除を受けることができます。
納税者本人の年間の合計所得金額が500万円以下

ひとり親控除を受ける上での必須要件が、生計を一にする子供がいることです。
子供の年齢に制限はありません。
孫や親、祖父母など、子供以外の扶養親族は適用外となるため注意しましょう。
この場合の子供は、その年分の総所得金額等が48万円以下で、
他の人の同一生計配偶者や扶養親族になっていない場合に限られます。
子供が何人いても、ひとり親控除の控除額は一律で35万円です。
子供が16歳以上であれば、1人の子でも、ひとり親控除に加えて扶養控除を適用できる場合があります。
ひとり親控除

コメント