07 水質概論 2018年08問

水質関係
河川の植生による自浄作用に関する記述として,最も不適切なものはどれか。

 

⑴ 水域の植生,特にヨシ,マコモなどを用いた水質浄化実験が多く試みられてきた。
⑵ 植生域は流れが制御されるので,懸濁物質の堆積が促進される。
⑶ 植生に付着した微生物によって有機物が分解される。
⑷ 植生に付着した藻類や植生自身による栄養塩の吸収がある。
⑸ 十分な栄養塩吸収効果を得るためには,水生植物が繁茂した流れが速く狭い水域を設け,河川水を通過させる工夫が必要である。

正解 (5)
(5)十分な栄養塩吸収効果を得るためには、水生植物が繁茂した流れが速く狭い水域流れが穏やかで広い水域を設け、河川水を通過させる工夫が必要である。

 

新・公害防止の技術と法規2021(水質概論)
Ⅱ.5 河川環境 (P103~に記載

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