07 水質概論 2017年07問

水質関係
水中の溶存酸素に関する記述として,誤っているものはどれか。

 

⑴ 酸素の蒸留水への溶解度は, 1 気圧,水温 20 ℃で約 8.8 mg/L である。
⑵ 水温が低いほど,酸素の水への溶解度は高い。
⑶ 水中に酸素が溶け込むルートは,水面を通して大気から溶解するものと,水中の動物プランクトンから供給されるものが主なものである。
⑷ 閉鎖性水域の底層水の溶存酸素濃度は有機汚濁の指標となる。
⑸ 閉鎖性水域の底層において,溶存酸素濃度が極めて低くなると,硫化水素やアンモニアなどの悪臭物質が発生し,また一部の重金属が溶出しやすくなる。

 

正解 (3)
(3)水中に酸素が溶け込むルートは、水面を通して大気から溶解するものと、水中の動物プランクトンから供給されるものが主なものである。
動物プランクトン自身は酸素は発生しない。
新・公害防止の技術と法規2021(水質概論)

 

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