02.大気概論 2020年10問

大気・粉じん関係
大気汚染物質の健康影響に関する記述として,誤っているものはどれか。
⑴ 二酸化硫黄(SO2)は,上部気道で吸収されやすく,鼻粘膜,咽頭,喉頭や気管・気管支の上部気道を刺激する。
⑵ 二酸化窒素(NO2)暴露は,動物実験では,感染抵抗性の増強を引き起こすことが示されている。
⑶ 吸入された一酸化炭素(CO)は,肺胞で酸素を運搬している赤血球のヘモグロビン(Hb)と強く結合し,CO‒Hb を形成する。
⑷ 大気中で光化学反応により二次的に生成される光化学オキシダントであるパーオキシアセチルナイトレート(PAN)は,眼結膜刺激物質である。
⑸ 微小粒子(PM2.5)と粗大粒子(PM10‒2.5)では,PM2.5 のほうが呼吸気道への侵入・沈着率が高い。

 

正解 (2)
⑵ 二酸化窒素(NO2)暴露は,動物実験では,感染抵抗性の増強を引き起こすこ とが示されている。

 

参考資料

公害防止管理者試験 大気・ばいじん関係 

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