10.大規模水質特論 2019年06問

水質関係
ある開放循環式冷却水系が,循環水量に対し蒸発水量 1.0 %,飛散水量 0.1 %で運転されている。このとき,以下の記述として,誤っているものはどれか。

 

⑴ ブロー水量を循環水量に対して 0.4 %にしたとき,濃縮倍数は 3 となる。
⑵ ブローをしない場合,理論的な濃縮倍数は 11 となる。
⑶ ブロー水量を蒸発水量と同じにした場合,濃縮倍数は約 1.9 となる。
⑷ 濃縮倍数を 5 以下にしたい場合,ブロー水量は系内循環水量に対して0.15 %未満にしなければならない。
⑸ ブロー水量を循環水量に対して 0.5 %にしたとき,補給水量は 1.6 %になる。

正解 (4)
⑷ 濃縮倍数を 5 以下にしたい場合,ブロー水量は系内循環水量に対して 0.15 %未満0.15%以上にしなければならない。

 

新・公害防止の技術と法規2021(大規模水質特論)
Ⅴ.2.3 処理水の再利用 (P-413~)

コメント