09 水質有害物質特論 2020年12問

水質関係
イオンクロマトグラフ法に関する記述として,誤っているものはどれか。

 

⑴ 溶離液を移動相とし,イオン交換体などを固定相とした分離カラムでイオン種成分を分離する。
⑵ 検出器には,主に電気伝導度検出器が用いられる。
⑶ サプレッサは,バックグラウンドとなる電気伝導度を低減するための装置で,膜透析形,カラム除去形などがある。
⑷ 電気伝導率の高い強酸又は塩基性溶液を溶離液として用いるノンサプレッサ装置も普及している。
⑸ アンモニア,アンモニウム化合物,亜硝酸化合物及び硝酸化合物の検定に用いられる。

 

正解 (4)
⑷ 電気伝導率の高い強酸又は塩基性溶液を溶離液当量電気伝導率が比較的低い有機酸を溶離液として用いるノンサプレッサ 装置も普及している。

 

新・公害防止の技術と法規2021(水質有害物質特論)
ⅳ.18 イオンクロマトグラフ法(P-309~)

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