09 水質有害物質特論 2020年06問

水質関係
ひ素排水の処理に関する記述として,誤っているものはどれか。

 

⑴ 排水中のひ素の形態には,ひ酸イオンと亜ひ酸イオンがある。
⑵ ひ酸は重金属と共存する場合,pH 調整するだけで共沈することが多い。
⑶ 亜ひ酸は,オゾンでは酸化できるが,次亜塩素酸ナトリウムでは酸化できない。
⑷  3 価のひ素よりも 5 価のひ素のほうが共沈処理は容易である。
⑸ 共沈剤としては,アルミニウム塩より鉄塩のほうが効果が高い。

正解 (3)
⑶ 亜ひ酸は,オゾンでは酸化できるが,次亜塩素酸ナトリウムでは酸化できな いできる。
空気による曝気処理では、亜ヒ酸の酸化反応は起きない

 

新・公害防止の技術と法規2021(水質有害物質特論)
ⅳ.5 ヒ素排水の処理(P-247~)

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