09 水質有害物質特論 2020年04問

水質関係
置換法による重金属排水の処理に関する記述として,誤っているものはどれか。

 

⑴ キレート剤で封鎖されている重金属を他の金属で置換し,置換された重金属を水酸化物として沈殿させる方法である。
⑵ 置換法には,Mg 塩法と Fe + Ca 塩法がある。
⑶ Mg 塩法は,汚泥減容効果や COD 吸着性などの優れた特性を有する。
⑷ キレート剤の濃度が低くなれば,錯体は不安定となり,水酸化物法で処理できることもある。
⑸ 置換反応は,原則としてアルカリ側で行ったほうがよい。

正解 (5)
⑸ 置換反応は,原則としてアルカリ側酸側で行ったほうがよい。

 

新・公害防止の技術と法規2021(水質有害物質特論)
ⅳ.1 有害物質処理技術の概要 (P-212~)

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