09 水質有害物質特論 2021年04問

水質関係
重金属を含むスラッジの処理に関する記述として,誤っているものはどれか。

 

⑴ スラッジをコンクリート固化しても,有害物質の溶出を完全に防ぐことはできない。
⑵ 炭酸塩の脱水スラッジは,水酸化物スラッジと異なり,埋立処理した場合は,雨水や地下水によって重金属が溶出することはない。
⑶ スラッジを製錬所などの溶鉱炉に戻して,再利用する山元還元法がある。
⑷ 焼結処理法では,クロムのように,酸化されて水によく溶解する形になる場合がある。
⑸ スラッジからの有価金属の回収においては,金属含有量とともに含水率が重要である。

正解 (2)
⑵ 炭酸塩の脱水スラッジは,水酸化物スラッジと異なり,埋立処理した場合は, 雨水や地下水によって重金属が溶出することはない溶出されやすい

 

新・公害防止の技術と法規2021(水質有害物質特論)
ⅳ.1 有害物質処理技術の概要 (P-212~).

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