09 水質有害物質特論 2021年02問

水質関係
重金属排水を凝集沈殿処理するために使用されるアルカリ剤の中和特性や使用上の注意事項に関する記述として,誤っているものはどれか。

 

⑴ カセイソーダは液状で使用するため,中和速度が速く,pH 調整が容易である。
⑵ 消石灰はカセイソーダに比べ高価であるため,小規模な排水処理で使用される場合が多い。
⑶ 水酸化マグネシウムは乳液で使用するため,薬品貯留や薬液配管での沈殿防止対策が必要である。
⑷ 石灰石の使用例として,濃厚ふっ酸廃液の処理がある。
⑸ ソーダ灰は,中性から弱アルカリ域での処理に有効である。

 

正解 (2)
⑵ 消石灰はカセイソーダに比べ高価安価であるため,小規模な排水処理で使用され る場合が多い。

 

新・公害防止の技術と法規2021(水質有害物質特論)
ⅳ.1 有害物質処理技術の概要 (P-212~)

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