08汚水処理特論 2019年23問

水質関係
紫外線吸光光度法による全窒素の測定に関する記述中,下線を付した箇所のうち,誤っているものはどれか。

試料に(1)ペルオキソ二硫酸カリウム(2)酸性溶液を加えて高圧蒸気滅菌器中で(3)120 ℃ (4)30 分間の加熱酸化分解を行う。終了後 pH を調節した後,波長 (5)220 nmの吸光度から硝酸イオン濃度を求め,窒素濃度に換算する。

 

正解 (2)
試料にペルオキソ二硫酸カリウムの酸性アルカリ性溶液を加えて

紫外線吸光光度法では,試料にペルオキソ二硫酸カリウムのアルカリ性溶液を加え,約 120 ℃に加熱して窒素化合物を硝酸イオンに変えるとともに共存する有機物を分解する。この溶液のpHを2~3とした後,波長220 nmの吸光度から硝酸イオン濃度を求め,窒素濃度に換算する

 

新・公害防止の技術と法規2021(汚水処理特論)
Ⅲ.5 測定各論(P-137~)

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