08汚水処理特論 2021年09問

水質関係
汚泥の脱水に関する記述として,誤っているものはどれか。

 

⑴ ルースのろ過方程式に従う場合,ヌッチェ試験で求めたろ過時間 i とろ液量V は,i/V 対 V でプロットすると直線関係が得られる。
⑵ ろ過脱水のためには,ケーキ比抵抗は大きいほどよい。
⑶ ろ過助剤には,ケイ藻土,おがくず,セルロースなどがある。
⑷ ケーキに圧縮性がある場合,ケーキ比抵抗はろ過圧力が高くなると大きくなる。
⑸ 消化汚泥のろ過脱水の前処理として,汚泥の水洗が有効な場合がある。

正解 (2)
⑵ ろ過脱水のためには,ケーキ比抵抗は大きい小さいほどよい。
一般ろ過の種類 ケーキ(粒子)濃度が高いスラリー(液体と固体粒子との懸濁液、泥漿でいしょうとも呼ぶ)に対しては、ケーキろ過を行います。
ケーキ濃度の低いスラリーに対しては、清澄ろ過を行います。

 

新・公害防止の技術と法規2021(汚水処理特論)
Ⅲ.2 汚泥の脱水(P-054~)

 

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