08汚水処理特論 2021年08問

水質関係
膜分離法に関する記述として,誤っているものはどれか。

 

⑴ 精密ろ過は微細な懸濁粒子や細菌などの除去に用いられる。
⑵ 限外ろ過膜は,分子量 1000 ~ 100 万程度の水溶性の高分子物質や微細な懸濁粒子などの除去に用いられる。
⑶ 電気透析法は溶解塩類の除去に用いられる。
⑷ 電気透析法では,水溶性電解質でないコロイド質や有機物は除去できない。
⑸ 海水淡水化などで用いられる多段式プロセスでは,前段逆浸透膜モジュールの膜透過水を後段逆浸透膜モジュールに通すことで,より多くの膜透過水が得られる。

 

正解 (5)
⑸ 海水淡水化などで用いられる多段式プロセスでは,前段逆浸透膜モジュール の膜透過水前段逆浸透膜モジュールの濃縮液を後段逆浸透膜モジュールに通すことで,より多くの膜透過水が得 られる。

 

新・公害防止の技術と法規2021(汚水処理特論)
Ⅱ.2 膜分離法(P-051~)

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