08汚水処理特論 2020年23問

水質関係
紫外線吸光光度法による全窒素の検定方法に関する記述中,下線を付した箇所のうち,誤っているものはどれか。

紫外線吸光光度法では,試料に(1)ペルオキソ二硫酸カリウムのアルカリ性溶液を加え,(2)約 120 ℃に加熱して窒素化合物を(3)亜硝酸イオンに変えるとともに共存する(4)有機物を分解する。この溶液の (5)pHを2~3とした後,波長 220 nm の吸光度を測定する。

 

正解 (3)
窒素化合物を亜硝酸イオン硝酸イオンに変えるとともに共存する

紫外線吸光光度法では,試料にペルオキソ二硫酸カリウムのアルカリ性溶液を加え,約 120 ℃に加熱して窒素化合物を硝酸イオンに変えるとともに共存する有機物を分解する。この溶液のpHを2~3とした後,波長220 nmの吸光度から硝酸イオン濃度を求め,窒素濃度に換算する

 

新・公害防止の技術と法規2021(汚水処理特論)
Ⅲ.5 測定各論(P-137~)

コメント