08汚水処理特論 2020年06問

水質関係
加圧浮上分離法に関する記述として,誤っているものはどれか。

 

⑴ 粒子の密度が水より大きいと,浮上分離できない。
⑵ 微細なコロイド状の懸濁物質に対しては,前処理が必要である。
⑶ 一般に所要動力は凝集沈殿法より大きい。
⑷ 一般に固液分離に要する時間は,沈降分離に比べ短い。
⑸ 適用例として,石油精製や機械加工などの含油排水,製紙工場の排水などがある。

 

正解 (1)
⑴ 粒子の密度が水より大きいと,浮上分離加圧浮上装置できない。浮上分離させることができます。
・水より比重が軽い懸濁物質を水面に浮かせて分離する方法が浮上処理
・水より比重が重い懸濁物質を分離する方法が沈殿処理

 

新・公害防止の技術と法規2021(汚水処理特論)
Ⅲ.2 加圧浮上分離(P-025~)

コメント