08汚水処理特論 2021年05問

水質関係
オゾン処理に関する記述として,誤っているものはどれか。

 

⑴ 酸化力は塩素より強い。
⑵ オゾン発生機には高圧無声放電法が用いられる。
⑶ オゾン発生機に供給する原料として加湿空気が用いられる。
⑷ オゾン発生量はオゾン発生機の電力の調節により制御できる。
⑸ 有機物と反応してトリハロメタンを生成しない。

正解 (3)
⑶ オゾン発生機に供給する原料として加湿空気乾燥空気が用いられる。
オゾンと塩素の比較
①塩素より酸化力が強い
➁オゾン発生器と電力があればどこでもオゾンを発生できるので、貯蔵や輸送の心配がない
③オゾンの発生量は、電力の調整により自由に制御できる
④水中では短時間に分解し残留性がない
⑤塩素のように水中に塩分(塩化物イオン)を増加させることはない
⑥塩素の場合、水中の有機物と化合して有機塩素化合物を生じる恐れが指摘されているが、オゾンにはその心配がない

 

新・公害防止の技術と法規2021(汚水処理特論)
Ⅲ.2 オゾンによる酸化(P-042~)

 

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