07 水質概論 2020年03問

水質関係
水質汚濁防止法に規定する事故時の措置に関する記述中,下線を付した箇所のうち,誤っているものはどれか。
貯油施設等を設置する工場又は事業場(以下この条において「貯油事業場等」という。)の設置者は,当該貯油事業場等において,(1)貯油施設等の破損その他の事故が発生し,(2)油を含む水が当該貯油事業場等から公共用水域に排出され,又は地下に浸透したことにより(3)生活環境に係る被害を生ずるおそれがあるときは,直ちに,引き続く(2)油を含む水の排出又は浸透の防止のための(4)応急の措置を講ずるとともに,速やかにその事故の状況及び講じた措置の概要を(5)市町村長に届け出なければならない。

 

 

正解 (5)
措置の概要を(5)市町村長都道府県知事に届け出なければならない。

第14条の3  貯油施設等を設置する工場又は事業場(以下この条において「貯油事業場等」という。)の設置者は、当該貯油事業場等において、貯油施設等の破損その他の事故が発生し、油を含む水が当該貯油事業場等から公共用水域に排出され、又は地下に浸透したことにより生活環境に係る被害を生ずるおそれがあるときは、直ちに、引き続く油を含む水の排出又は浸透の防止のための応急の措置を講ずるとともに、速やかにその事故の状況及び講じた措置の概要を都道府県知事に届け出なければならない。

 

新・公害防止の技術と法規2021(水質概論)
Ⅱ.2 事故時の処置 (P-029に記載)

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