07 水質概論 2020年01問

水質関係
水質汚濁に係る環境基準に関する記述中,下線を付した箇所のうち,誤っているものはどれか。
環境基準の達成状況を調査するため,公共用水域の水質の測定を行なう場合には,次の事項に留意することとする。測定方法は,別表 1 および別表 2 の測定方法の欄に掲げるとおりとする。

 

この場合においては,測定点の(1)位置の選定,試料の(2)採取および(3)操作等については,水域の(4)汚濁発生源との関連を考慮しつつ,(5)最も適当と考えられる方法によるものとする。

 

正解 (4)
水域の(4)汚濁発生源「利水目的」との関連を考慮しつつ

公布日:昭和 46 年 12 月 28 日 環境庁告示 59 号より
第1 環境基準
公共用水域の水質汚濁に係る環境基準は、人の健康の保護および生活環境の保全に関し、それぞれ次のとおりとする。
1 人の健康の保護に関する環境基準
人の健康の保護に関する環境基準は、全公共用水域につき、別表 1 の項目の欄に掲げる項目ごとに、同表の基準値の欄に掲げるとおりとする。
2 生活環境の保全に関する環境基準
(1) 生活環境の保全に関する環境基準は、各公共用水域につき、別表 2 の水域類型の欄に掲げる水域類型のうち当該公共用水域が該当する水域類型ごとに、同表の基準値の欄に掲げるとおりとする。
(2) 水域類型の指定を行うに当たつては、次に掲げる事項によること。
 ア 水質汚濁に係る公害が著しくなつており、又は著しくなるおそれのある水域を優先すること。
 イ 当該水域における水質汚濁の状況、水質汚濁源の立地状況等を勘案すること。
 ウ 当該水域の利用目的及び将来の利用目的に配慮すること。
新・公害防止の技術と法規2021(水質概論)新・公害防止の技術と法規2021(水質概論)
Ⅱ.1.2 水質環境基準 (P-004~に記載)

 

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