07 水質概論 2019年10問

水質関係
化学物質のリスク評価に関する記述として,正しいものはどれか。

 

⑴ 化学物質によるリスクは,有害性のみを考慮すればよい。
⑵ 無影響量(NOEL)や無毒性量(NOAEL)は,一般に閾値が存在しない化学物質の有害性評価に用いられる。
⑶ 耐容一日摂取量(TDI)は,最も感受性の高い動物を用いた試験で得られたNOEL 又は NOAEL に,不確実係数を乗じたものである。
⑷ 不確実係数には通常 100 が用いられるが,この値は動物から人へ外挿するときの種差による係数を 10,個体差による係数を 10 と見込んだものである。
⑸ 実質安全量(VSD)は,一般に閾値が存在する化学物質の有害性評価に用いられる。

正解 (4)
⑷ 不確実係数には通常 100 が用いられるが,この値は動物から人へ外挿すると きの種差による係数を 10,個体差による係数を 10 と見込んだものである。

 

新・公害防止の技術と法規2021(水質概論)

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