12 騒音・振動特論 2019年13問

騒音・振動関係
騒音レベルの測定に関する記述として,不適当なものはどれか。
⑴ 対象とする騒音と暗騒音とのレベル差が 10 dB 以上あるときは,測定値に対する暗騒音の影響はほぼ無視できる。
⑵ 作業者の聴力保護に関しては,作業者の耳の位置を騒音レベルの測定位置とすることが多い。
⑶ 騒音の屋外伝搬では気象条件等の影響を受けるので,遠方の測定点では,それによる騒音レベルの変化の有無を確認することが望ましい。
⑷ JIS Z 8731(建物の内部における測定)によると,特に指定がない限り,壁その他の反射面から 1 m 以上離れ,騒音の影響を受けている窓などの開口部から約 1.5 m 離れた位置で,床上 1.2 ~ 1.5 m の高さで測定する。
⑸ JIS Z 8731(建物の周囲における測定)によると,建物に対する騒音の影響の程度を調べる場合には,特に指定がない限り,対象とする建物の騒音の影響を受けている外壁面から 3.5 m 以上離れ,建物の床レベルから 1.2 ~ 1.5 m の高さで測定する。

 

正解 (5)
⑸ JIS Z 8731(建物の周囲における測定)によると,建物に対する騒音の影響の 程度を調べる場合には,特に指定がない限り,対象とする建物の騒音の影響を 受けている外壁面から 3.5 m 以上離れ,建物の床レベルから 1.2 ~ 1.5 m の高 さで測定する。

 

参考資料

新・公害防止の技術と法規 

(i)環境基準法

 

騒音・振動特論 2019年

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